メリット → 時間に縛られず旅行に行ける
デメリット → 初期費用が高い
では、メリット・デメリットについて具体的にお話します。
メリット
時間に縛られず出かけることができる
キャンピングカーは、動く家です。
宿の予約をせずに思い立ったが吉日のように行きたい時に行きたい所にすぐに行くことができます。
特にペットを飼っている家族は、①ペットホテル ②ペットと泊まれる宿 ③親族に預ける ④その他
①~④のようにいずれかの方法を選択しないと中々旅行に行くことが難しいと思います。
②のペットと泊まれる宿 ですが、近年数が増えましたがまだまだ予約が取りづらいと聞きます。
宿によっては、部屋ではゲージに入れることと制約があることも多いです。
普段、飼い主さんと同じ布団やベッドで寝ているペットを狭いゲージに入れるのは心苦しいと思います。私も黒柴を飼っていますが、ゲージに普段入れていません。ただ、姪っ子が遊びに来た時はゲージに入れますが泣かれます(汗)
キャンピングカーがあれば常に家と移動することがきるのでペットと一緒に旅行に行きやすくなります。キャンピングカー購入の決め手はペットと出かけたいからという理由も多いです。
よく聞くメリットの宿代がかからないとは?
確かに宿を予約する必要がないので
「宿代が節約できるじゃん」
「どこでも泊まれるなんて安上がりだね」
と聞くと節約できることが最大のメリットと思われますよね。
「念願のキャンピングカーを購入したのだから、いままで以上に出かけるぞ!」
「宿代がない分、遠くまで旅するぞ!」
この発想は自然な思いです、ですがいくら宿代がかからないとはいえ購入前よりも出かける頻度、距離を増やしたら結局購入前と変わらない、むしろ増えたという話は有名です。(^_^;)
キャンピングカーを旅行代節約できるからこれはウソとは言いませんが、絶対的メリットではありません。
もちろんメリットになる人もいます。例えば購入したが、頻度はいままで通り単純に宿の代わりとしての使用を貫くなら宿代節約になります。(私はきっと毎週出かけます)
いつでもプライベート空間確保
泊まりの旅行ではなくても、旅先での休憩が家にいるようにくつろげます。
長距離運転、夜間運転など様々な場面でしっかりと休憩できます。
荷物がたくさん積める
種類によりますが、乗用車では積めないような大きい物、たくさんの荷物が入ります。
私が好きなYouTuberさんが、車に荷物をたくさん積んで「夜逃げスタイル」とお話していましたがそんなに入ってるんですね(汗)
と思うぐらい荷物が積めます。
ただ、調子にのって積み過ぎると車に負荷がかかるのでほどほどが一番です(笑)
番外編
避難場所になる
災害大国日本、近年多くの災害が発生しています。
キャンピングカーが避難場所の代わりになるのでは?と注目されています。
避難場所でのプライベート確保は困難です。
ペットがいる 子供が小さい などの理由で避難場所に滞在できず車の中で過ごす方もいると聞きました。その時にキャンピングカーがあれば避難場所としても活躍できると期待されています。
宿の代わりになることの補足
メリットで触れた宿を予約する必要がないとお話しました。
では、「どこで泊まっていいの?」と疑問の声が聞こえてきます。
「オートキャンプ場」 「RVパーク系列」など泊まることが許可された場所が中心です。
近年、キャンピングカーが泊まれる場所は増加しています。近い将来もっと増えるかもしれません。
ここで疑問に思われる方がいると思います。
「道の駅」 「高速道路上のSA・PA」でも泊まれるのでは?と。
実は、上記の場所はあくまで「仮眠場所(休憩場所)」としてのエリアになります。厳密に言うとキャンピングカーが宿泊してよい場所ではありません。
定義としては、運転に疲れた人が仮眠(休憩)する場所です。
仮眠と宿泊は、正直紙一重だとは思います。
本人がこれは仮眠だ!といえば仮眠です。他人が宿泊だと思ってもです。
マナーを守って他人に迷惑をかけないことが一番です。(個人的見解です)
デメリット
初期費用が高い
キャンピングカーそのものが高価格です。
私も買いたくも中々手が出せない価格です。
別の記事で触れた種類問わず高価格です。
ベースの車と架装が1つとなるためその分価格が高くなります。
軽自動車ベースのキャンピングカーでも、普通乗用車の高グレードと同価格なものも多いです。
具体的な価格を例として1つあげます
私が最初に欲しかった軽キャンピングカー(キャブコンタイプ)
300万を超えていました。
今私が乗っている中古車よりも高いです(´;ω;`)
全てのキャンピングカーが高価格ではありません。
色々な工夫をなさって価格を低めにしているビルダー(メーカー)さんもたくさんいます。
ですが、全体的に高価格です。
納期が長い
「よしキャンピングカー購入するぞ」と行き込んで買いに行ってもすぐには買えません。
普通乗用車も即納車とは行かないとは思います。
(私は新車を購入したことないので詳しくはありません(´;ω;`))
キャンピングカーは、年単位で納期がかかります。
納車が3年後になるキャンピングカーもあります。
(忘れた頃に・・・)
すべてのキャンピングカーが年単位ではありませんが、多くのキャンピングカーは納車まで最低1年かかると思ってください。
近年、キャンピングカーが注目され需要と供給のバランスが崩れています。
そのため、より納期が長期化になる傾向にあります。
キャンピングカー販売店によっては、展示車予定品を販売することで納期短縮を実現しています。
キャンピングカーは、普通乗用車のように流れ作業の自動化ではなく手作業で製造しているビルダー(メーカー)さんも多いためです。
納期が長いことは覚悟してください。
運転が大変
種類によりますが、大きい種類は運転が大変です。
例えばキャブコンと言われるトラックベースキャンピングカーは、運転するベース車はトラックさらに架装部分も大きいです。
別記事に詳しくお話しますが、サイズ感は、もはやトラックです。
運送業の方以外トラックを運転する機会は多くはないと思います。
むしろ無いのではと思います。
快適な時間を過ごすためのキャンピングカーですが、運転するのは自分です。
そこも踏まえての購入検討がおすすめです。
維持が大変
別記事でも費用について少し触れましたが、維持が普通乗用車よりは大変です。
税金関係は、登録ナンバーによりますが同じ排気量の乗用車よりも安いです。
その分、保険関係が高めです。
近年、キャンピングカー用の保険も増えてきたので選択できる幅は増えてきましたが、乗用車と同じ感覚でいると驚きます。
メンテナンスが大変
乗用車でも、洗車やメンテナンスはやっていると思います。
キャンピングカーは、ベース車のメンテナンス、架装部分のメンテナンスを行う必要があります。
種類によりますが、洗車機がかけられないものもあります。
車検は、ベース車のディーラーで行い架装部分は販売店でメンテナンスをやってもらうと二度手間です。もちろん、販売店で車検も可能でしたら手間は減ります。
ただ、逆にディーラーでは架装部分のメンテナンスはできません。
販売店が近くであれば手間ではありませんが、遠方だと大変です。
「知り合いに車検とメンテナンスしてもらうから大丈夫」
「メンテナンス自分でやるから大丈夫」
と思っている方もいると思います。
架装部分のメンテナンスは、設備については別記事で触れますが相当精通していないと難しいです。
普段からDIYや設備関係をいじっている方でも最初は慎重に行動することが必要です。
駐車する場所探しが大変
キャンピングカーを保管する場所が必要です。
「車だから当たり前だろw」
「一軒家だから大丈夫」
その通りです。
しかし、キャンピングカー一昔前は「趣味の車」というイメージがありました。
近年は、そのイメージも徐々に減少しています。
車自体の価値は、高いことには変わりません。
防犯対策は、乗用車よりも必要であると考えていてください。
その上で駐車場を検討してください。
一軒家だから大丈夫と聞きます。
しかし、車庫や屋根がある駐車場は気をつけてください。
キャンピングカーの種類によりますが、乗用車よりも車高がかなり高い物あります。
高さが入らなく、駐車できませんでしたというのよく見ます。
高さだけではなく、幅、長さも家の駐車場に入らなく別の駐車場を借りることになったという話もよく聞きます。
必ず、購入した後のことも考えてください。
番外編
新車と中古車のメリット・デメリット
新車の場合
メリット
- 自分の買いたい設備、種類を自由に選択できる。自分好みにできる
家と同様に自分仕様として製造してもらえる - 最新の設備、車両に乗れる
架装部分の設備も最先端、ベース車も安全装置など最新設備になる - 長期間乗れ、故障もしにくい
ベース車は、トラック、商用車が多く耐久年数が長いため長く乗れる
デメリット
- 納期が長い
上の記事で書きましたが、とにかく納期が長い - 費用が高い
最新設備、最先端をつけると高価になる。ほどほどに。 - 想像していた仕様では無かった
事前勉強が足りず仕様が想像と違った。言われるままにつけたがいらなかった。
3は、テンションが上がって色々つけたけど実際使わない設備がある
設備が増えると価格もあがるので事前リサーチが大切です。
中古車の場合
メリット
- 納期が早い
すでに出来上がっているので即納パターンが多いです - 設備の割に価格が安い
歴代オーナーさんがつけた設備があるため値段に比べて充実していることもあります。 - 気軽に乗れる
乗用車でも同様ですが、中古車ですのであまり気を遣わず乗れる - 売却時でも価格が下がりにくい
ベース車の耐久年数が長いため価格の低下が乗用車よりも緩やか、架装部分も価値も下がりにくいので購入価格とあまり変わらず売却できることがある。絶対ではありません。 - 昔のタイプに乗れる
すでに廃番になっている種類に乗れる
デメリット
- 欲しいキャンピングカーが見つからない
需要と供給のバランスが崩れているため欲しい車が出回っていない。見つからない。 - メンテナンスが大変
中古車のため、ベース車のメンテナンス、架装部分メンテナンスが意外にかかる
部品によって入れ替える必要などが発生する - 前のオーナー感が残っている
クリーニングなどする販売店が多いが、歴代のオーナーの使用感が残っている - ベース車のサポートが終了している
古いベース車だとサポートが受けられない - 燃費や維持費が割高
2と似ていますが、ベース車は近年性能が上昇しているため燃費が悪いことがある
架装部分の設備が交換がすぐに必要となるケースも事前に確認する - 価格が新車と変わらない
需要と供給のバランスが崩れており即納の場合が多いため中古でも価格が新車と比較してもあまり変わらないことがある
販売店もすぐに売れるので
価格を下げない → 納期が短いから買う → 売れるから価格が下がらないのスパイラルです
キャンピングカーでどんなことができるのか、したいのかを明確に自覚して必要な設備や購入方法王を選択することが必要です。キャンピングカーの設備とはどんなものがあるのかを次にお話します。
そして、おすすめする設備も合わせてお話させていただきます。
コメント